正面から見た鼻の印象を改善することで
平坦で広がって見える顔とおさらば!
この症例の場合、鼻の形が原因で
顔が平たく見えてしまいます。
大きく分けて3つの問題点があります。
① 低い眉間
→ 眉間が低いため、視線が鼻に集中してしまいます。
② 厚みのある鼻先と鼻翼
→ 集中した視線が厚い鼻先と小鼻にとどまります。
③ 斜めに開いた鼻の穴
→ 鼻の穴の向きが斜めに広がっているのがわかります。
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結果として顔が平たく広がって見え立体感に欠けて見えてしまいます。
自家肋軟骨を用いた手術で解決します。
① 低い眉間には、なめらかに整えた自家肋軟骨を鼻筋に移植
→ 視線がこれ以上、鼻先や小鼻に集中しなくなります。
② 厚い鼻先には視線を分散させ、立体感を加えるために軟骨を移植しました。
→ 元々の顔の長所であるシャープな輪郭を活かして、視線を分散させます。
③ 斜めに開いた鼻の穴
→ 特別に鼻翼挙上を行うことなく、鼻底部分の鼻柱を出しました。
鼻柱が前方に出ることで、自然に正面から見たACRが改善され、鼻の穴の向きも変わりました。
※ 必要に応じて、鼻先の脂肪を除去し全体のラインを整えます。
写真では分かりにくいですが、鼻中隔延長手術によって、へこんでいた鼻翼基部の部分まできれいに出るようにしました。